保育園には、年間多くの実習生が来園します。
中学生や高校生の職場体験・インターンシップ
看護学生、医大生の実習
栄養士を目指す学生の給食管理実習
そして保育者を目指す学生の保育実習。
たくさんのお兄さんお姉さん先生とふれあう子どもたち。
どの出会いも大切な出会いであり
その一つひとつを丁寧に対応する職員。
今は、保育実習Ⅱで3名の学生が来園しています
今年2月に保育実習Ⅰをしらゆきで過ごした3名です。
前回は、様々な年齢の子どもたちを知ることをメインに
いろんなクラス(チーム)に入ってじっくり観察、
そして、保育園の一日(7:00~19:00)を知るために
早番から延長まで色んなシフトを体験する、
といった2週間でした。
今回は、きまったクラスを中心に、
より実践的な保育を体験する2週間です。
実習中、子どもたちをじっくりみつめていると
色んな発見があるようです。
毎日提出される「実習日誌」には
とても細かく子どもたちの姿や保育者の様子
そして留意点が記されています。
その実習日誌を細かく丁寧に目を通し
質問に答えたり、アドバイスしたりするのは
現場の職員です。
この回答やコメントには本当に感動します。
日々の保育に加えての作業には
頭も時間も相当使っていることと思います。
けれど、心のこもった一言ひとことには
子どもたちへの愛情、そして何より
これから保育者を目指す学生へのエールが感じられます。
職員の言葉には
保育者であることの重みと同時に
子どもと共にあることの尊さがあふれています。
いつか、3名の学生が現場に出て
子どもたちと共に過ごすようになったとき
このしらゆきでの4週間が
とても良い時間であったと振り返ってもらえる日がきて
その先、また次の人へと、この想いがつながっていく日がくれば
何よりうれしいです。
副園長 原田