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過去の理念ブログ

研修・出張を通して

2013/11/06

10月は続けて研修・出張の機会をいただき
東京や福岡、熊本と出かけました。

研修では、他の保育園を見学したり、
各園の実践発表や講演を聴いたり
意見交換の時間もたっぷりとれて
日々の保育を振り返る充実した時間になりました。

今回の研修を通して、改めて
「こどもの権利」について考える機会を得ました。
日々私たちが大切にしている見守る保育の理念においても
この「こどもの権利」との結びつきは深く
保育園の環境において
どれだけそれらが保障できているのだろうということを
考えずにはいられませんでした。

「こどもの権利」について『こどもの権利条約 絵事典 -PHP研究所-』では
このように書かれています。

「こどもの権利」とは、もちろん、おとなも持っている
「かけがえのない価値を持ったひとりの人間」として尊重される資格や、
命や体を大切にされ、差別されない権利をあたりまえのこととして、
①「こどもが、自分らしく、しかもほかの人に対して、思いやりのあるおとなになる権利」
(成長発達権)
②それを実際に達成するために絶対になくてはならない
「自分の思いや願いを自由に出し、それと向き合ってもらう権利」(意見表明権)
という、ふたつの権利から成り立っています。

また、
1989年、国連で、世界中の国が守らなければならない
こどもの権利についての約束ごと「こどもの権利条約」がつくられました。
(1994年に日本も批准しています。)

そこには、
「こどもには、自分の思いや願いを自由に出しながら大きくなる権利」(6条、12条)
があり、こどもの面倒をみるおとなには、
「こどもの願いや思いと真剣に向き合う義務がある」と定めました。

親や先生など、身近で面倒をみる人は、
こどもの発する思いや願いがどんなものであっても、
「ねー、ねー」という呼びかけを無視したり、
頭から「バカを言うな」と拒否することは、ゆるされなくなったのです。(5条、12条)

こうして、「呼びかけ向き合ってもらう権利」を使って
おとなに無視されることなく、ありのままの自分を受け止めてもらい
おとなとの対話のキャッチボールを通しながら
自分らしく大きくなることができるようになりました。

この「呼びかけ向き合ってもらう権利」は、
こどもの権利のいちばん大切なものであり、
おとなに愛されながら大きくなる権利なのです。

 

↑この「向き合ってもらう権利」はガツンときます。
ここが保障されないと、
自分らしく生き、思いやりある大人にはなれないよなぁ・・・と実感。

これらは、日本においても必ず守らなければならない約束ごと。
本を読み直しながら、これからも
この権利と日々の保育のつながりについて
丁寧に考えていきたいと思います。

 

副園長 原田

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