台風8号が九州に接近し、鹿児島も夕方から雨風が強まってきました。
今日は、昨日に引き続き台風対応に追われ気味の一日でした。
午前中に、小中学校をはじめ各学校は午後には下校、明日の休校も決まったとの連絡を受けました。
こんな時、乳幼児を預かる保育園として、対応に苦慮します。
保育所は児童福祉施設の観点から、休園の措置をとることはできません。
保護者が保育園まで直接送迎されるので、比較的安全と言えばそうかもしれませんが
避難勧告が出るようなときにも開園を求められるというのは
園の管理者としてはとても複雑な気持ちになります。
そんな中、保育園からは、くれぐれも安全に配慮して送迎をしていただくことや
状況を判断し登園を見合わせていただくことを呼びかけるしかありませんが、
今日は夕方の雨を予想して、お昼の晴れ間にタイミングよくお迎えに来られる方が多く
多くの子どもたちがいつもより早く降園しました。
そのため、家庭や子どもをもつ職員、遠方から通勤している職員を先に帰宅させることや
今日の時点で明日の出席予定の確認をさせていただいたおかげで
今晩中に明日の職員体制についても検討することができました。
今日のような日、今の時間もなお、仕事をされている保護者の方々がおられます。
私たちの生活、安全は、さまざまな人によって支えられていることを感じる夜です。
そのような方々のお子さんを含め、多くの子どもたちをお預かりする保育所としての役割を
今一度噛みしめながら、子どもたちの安全、そして保育園の安全は、
保護者の協力の上に守られているものだということを改めて実感しました。
どうかこの台風が無事に過ぎますように。