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過去の理念ブログ

2014/08/01

長男のお産でお世話になった先生は
医師になられる前は、宇宙の研究をされていたそうで
先生が語られるお産についてのお話の中では
時々その壮大な世界を感じることがありました。

妊娠中、ある日突然出血があり、
高度な検査でも理由は分からないままでしたが、
そのまま様子をみることになり
その後、順調に育つ胎児。
いよいよ出産となり、
思いのほか短時間でスムーズなお産となりました。

けれど、お産というものは、決して赤ちゃんが生まれて
それで無事終了というものではありませんでした。
元気な赤ちゃんとは裏腹に
私は、出血多量でまさかの緊急事態。
先生の迅速な対応があって、何とか命をつなぎとめていただきました。

高度な検査でも分からない異常。
その時、先生は、
「分からないことがあることが自然。
それと向き合って生きていかなければ・・・」とおっしゃって、
私は、ただただ不安な状態の時でしたが、
なぜか先生のその言葉が心にストンと落ちて
不安が解消され前を向こうと思いました。

けれど、先生は
その後も順調な胎児の生育を見守りながらも
高度な検査でも分からなかった異常を忘れることなく
お産を迎えておられました。
出産後の緊急事態に対応できたのは
先生のこの意識のおかげだったことは言うまでもありません。

どうして(出血が)起こったのか分からない、
けれど起こっていることには何か意味があるに違いない。
だからそこには真摯に向き合う。
その覚悟でお産の前も後も見守ってくださっていました。

命は、宇宙の不思議の中で生かされている。
生かされていることには意味がある。

先生は、妊娠・出産をどのように過ごすかが、
その後の子育てを左右するとおっしゃっていました。
すなわち、気持ち良く過ごすこと、愛されて胎児が育まれること、
そして、妊婦が安心して出産できる周囲の協力や環境があること。
それらは、その後の子どもの生育、そして親子関係にも
大きく影響するという意味だと思っています。

先生との出会いは、命の意味を感じる大きな出会いでした。
生かされた命、この命をどう生きるか、
与えられているこの場所で、自分の成すべきことを考えます。

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