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自分をみつめる力

2014/09/12

今年度、例年よりも
さらに異年齢での関わりを充実させるような保育を、と
先生たちが話し合い、様々な機会を設けています。

一度計画したらおしまい、というわけではなく
行ってはふりかえり、次に発展させていく
そんなつながりと深まりを感じます。

その一つの取り組みに、
年長児のお手伝い保育があります。

これまでも色んな場面で小さい子の面倒をみたり
一緒に遊んだりということはありましたが、
今年度、きらきら組(年長児)の子どもたちの話し合いの中で、
小さい子のお手伝いをしたい!!ということになり
それをどう実現させるかという話にもなったようです。

そして、2歳児チームや01歳児チーム、主任、園長へと
きらきら組の代表者が提案書を持って回りました。
提案を受け、承認したらそれぞれが提案書に押印するというものでした。

そして、いよいよお手伝い保育の日がやってきました。
2歳児と01歳児にそれぞれ3名ずつお手伝いに行きます。
遊びだけでなく、食事、着替え、お昼寝までお手伝いします。

そのお手伝いの方法がとても年長児らしく
小さい子にただやってあげるのではなく
必要なところに手をそえるような関わり合いです。

周りの状況がよく見えている子は
ここのお手伝いはもう必要ないなと判断すると
次の場面へ自ら手伝いを申し出たり
とても感心させられます。
きっと普段の生活の中で、どのように大人が援助しているのかを
よく見ているのだなぁと、その本質の理解に感動するばかりです。

お昼寝までのお手伝い保育を終えて、
子どもたちは自分をふりかえる意味で
「お手伝い保育の自己評価」をシールでつけました。

ふりかえる内容は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちは、自分に矢印を向けてふりかえります。
「小さい子のがんばる姿を応援することができた」にも
「そんな気持ちだった」と言って
一つひとつ丁寧に自信をもってシールを貼ります。

これは、お手伝い保育は「おままごと」とは違い
自分と同じ人間相手であること
そして、この活動を通して、子どもたちの
自分をみつめる力を育てたい、という思いからです。

特に、相手の気持ちに気付けたかという点が
この活動を深めます。

それは、今、最も必要な知性とされる
「人格的知性」における
「対人知性」対人を理解する能力
「心的(心内)知性」自分自身の内面に向けられる知性
を培うものだからです。

この乳幼児期に培われる
「言葉によらないコミュニケーション能力」を大切に育てる取組こそ
就学前の教育として行うべき保育・乳幼児教育だと信じて
コツコツと取り組んでいます。

一人ひとりの発達にあわせた保育実践。
年長児には就学前に培うべき力を丁寧に保障していきたいです。

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