お食事チームの田中です。
台風が去り、朝晩の冷え込みがさらに強くなってきました。
もみじの紅葉など、秋を感じることが増え
楽しみになります。
先日きらきら組は芋掘りへ行きました。
その日の食事時間、「たくさんお芋とれた?」
と尋ねると、とても嬉しそうに得意気に
「こんなおおきいいもがとれた!」
「かわいいおいももあった!」
などお話してくれました。その中でKくんが
「さつまいもは、どうしてからくないのに
からいもっていうの?」と尋ね、思わず
「うっ!!」と止まってしまいました。
当たり前のように、“さつま芋=から芋”と
認識していたので“さつま芋=辛い芋”と
思ったことはありませんでした。
漢字で “唐芋〇” “辛芋☓” と説明できれば
いいのですが、まだ漢字をしっかりと教わっていない
年長さんに難しいし、うまく説明することが出来ず
Kくんに宿題にさせてもらいました。
Kくんの予想もしなかった質問に、普段
何気なく認識していたことがあると あれ? と
思うと同時に、自分も「何故だろう」と疑問を持つ・・・
いつになっても疑問を持ち学び続けることは
必要だと改めて思う一瞬でした。
ちなみに、さつま芋と唐芋は同じで、
唐芋は鹿児島を中心とした九州地方でしか
使われない方言です。由来は400年ほど昔
中国(当時の唐)より沖縄へ芋の苗が広がり
のちに鹿児島へ広がり、唐の芋→唐芋(からいも)
となりました。さらに唐芋が江戸へ広がる時に
さつま芋となったそうです。
宿題にさせてもらった唐芋を上手く説明できるように
頑張ります。