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園のこだわり

作者の想いを・・・

2018/05/23

職員室フリーの柏木です。

職員室でフリーとして仕事をする中で

毎週絵本の貸出しを担当しています。

夕方子どもたちが元気な声で、

「しつれいします!」「絵本借りにきました!」

と入室してきて嬉しそうに

「なににしよ~」「迷う~!」

と絵本をじっくり選ぶ姿はなんとも可愛らしく

今の子どもたちはどんな絵本が好きなのか、

興味津々になりながら見守っています。

 

すこし話は逸れてしまうかもしれませんが、

先日、5月7日の南日本新聞の記事の中に

絵本作家の「加古里子(かこさとし)」さんの

訃報が掲載されていました。

加古さんの代表作は「だるまちゃんとてんぐちゃん」で

おなじみのだるまちゃんシリーズや、

 「からすのパン屋さん」のシリーズ等多くの

名作を描かれています。

そんな作者の加古さんは幼い頃から絵を描くことが

大好きで学校終わりの放課後に友だちと絵を描きあって

いたそうです。

将来の夢は画家かと思いきや

飛行機のパイロットになりたかったようで日々勉強に

励まれていたそうですが、視力が著しく低下し

断念せざるを得なかったそうです。

戦争を経験しその後芸術学校に進んだ加古さん。

そこで演劇用のデザイン本を描いたことをきっかけに、

紙芝居や絵本の作家として活動を始めるのです。

 

長年に渡って子どもたちに楽しい絵本の世界を

送り出してきた加古さん。

ホームページにこんな言葉を残されていました。

「こころとからだ よりたくましくあれ

 よりうつくしくあれ よりすこやかであれ

 よきみらいのために かこさとし」

自身の描いた絵本を手にする子どもたちが、

その絵本を通じてよりまっすぐ成長していけるように

願いを込めて一つひとつの作品を手がけてきた想いが

すごく分かる言葉に感じました。

加古さんは先日92歳でお亡くなりになりましたが、

加古さんの想いは消えることは無く今後も輝きを

失うことなく語り継がれていくでしょう。

作者の大切な思いを代弁者として伝え読み聞かせていくのは

私たちの番だと思います。

これから1年間絵本の貸出しに携わらせてもらうので、

絵本一つひとつの作者のことやその思いを伝えられるように

していきたいです!

ぜひ、絵本の貸出日は職員室へお立ち寄りください♪

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