職員室チームの山下です。
共食での出来事です。
きらきら組のSくんとるんるん組のNちゃんが
隣同士に座り些か緊張気味に食べていました。
Nちゃんは果物のりんごから食べナムルも食べて
カレーの人参だけ5個残っていました。
大人が食べるよう声をかけてもNちゃんは
食べないだろうなぁ・・・と予想通り口を結んで
横を向いてしまいました。
その様子を見ていたSくんと目が合い
食べさせてあげてとお願いすると避けられないと感じてか
仕方ないかの表情でNちゃんの口元に人参をのせた
スプーンを近づけます。口を開けないNちゃんでしたが
お兄ちゃんから食べさせてもらうことにしぶしぶ
観念したかのように仕方ないかと
口を開けて人参を食べました。
その時を見逃さず
「Nちゃんすごいね。人参食べたね」
「Sくんありがとう。上手だね」褒めまくります。
それからNちゃんは残りの人参も全部食べおかわりをし
Sくんもカレーをおかわりして楽しく食事をした2人。
双方とも一人っ子です。
その場の空気を察知して食べたNちゃん、
食べさせようとしたSくんとすごいなと思いました。
仕方ないかがきっかけで異年齢の関わりをもつ機会となりました。
ひとつのテーブルに異年齢が交ざっているだけで
食べる姿を見たり、スプーン・お箸の使い方を真似するメリットがあります。
毎回色々な出来事が生まれ私にとって楽しみな時間です。