わくわく・のびのび・きらきら組の下豊留です。
これは、9月末の話。
朝夕、外は少しずつ肌寒くなり
秋に近づいてきた頃のお話です。
子どもたちは夏に比べて外で遊ぶ事が増えました。
遊具に何度も登っては、すべり台やファイヤーマンポール(のぼり棒)で降りたり
友だちと鬼ごっこや、色鬼、ケイドロなど思い切り外で体を動かしています。
そんな中、のびのび組のH君は「ねぇ、なんで虫の音がしないの?」と保育者に尋ねてきました。
虫取り網を持って虫探しをしようとしていたのですが、
「夏が終わって、夏の虫は冬眠しているのかなぁ・・・」と保育者がつぶやくと
「この前まで、たくさんセミの抜け殻を集めてたのに…また夏にならないかな…」
と少ししょんぼりしていました。
その後、虫の図鑑やテレビを見て秋の虫もいる事が分かるとすぐに保育者に伝えてくれました。
そして、「秋の虫が出てくるのが楽しみだ!」とこれからの季節を楽しみにしている様子がありました。
また、わくわく組のT君もどんどん日が暮れるのが早くなっていることに気付き
「先生、なんかちょっと前より外が暗くなってきたよ、暗いと寂しい。早く、お母さん迎えにこないかな。」
と夏に比べて陽が早く沈む事で少し寂しさを感じているようでした。
この二つのエピソードが同じ日に起きて、
季節の移り変わりに子どもたちも気づいているのだなと感じました。