わくわく・のびのび・きらきら組の鶴迫です。
寒さが本格的になってきましたが、晴れ間を見て園庭に出て遊んでいる子どもたちです。
ある時、きらきら組の男の子がスコップを持ってきて土を掘り始めました。
砂場ではなく、砂場の脇を掘っていた為、あまり他の子に気付かれることなく10センチほどの深さの穴が出来上がっていました。
それをどうするのかな?と見ていると、大きなものが掘れたことでもう満足そうな顔をして、鬼ごっこをしている友だちのところへ走って行ってしまいました。
そして、しばらく誰も気付かずそのままだった穴の近くを、今度はのびのびさんが3人通りかかりました。
「何だ、この穴は?」と気が付くと、その穴を池に見立て、持ってきた木の枝を使って魚釣りごっこを始めます。
さらに、落ち葉を数枚入れて「これが魚ね。」と言う1人のアイデアに笑顔でうなずき、たくさん釣れた魚(落ち葉)はお鍋で料理にして楽しんでいました。
日々の保育の中で、子どもたちの遊びを見守る際、身の回りのどんなものがどんな遊びに発展するのかな?と考えますが、
誰かが残していったものも、ほかの子どもにとっての遊びの材料やヒントになっているのだなと
改めて子どもたちの遊びの広がりにワクワクした一場面でした。