わくのびきらの新久保です。
先日、保育室での出来事です。
Sくんが体調がすぐれずベッドで寝ていました。
すると通りかかったIくんが、「どうしたの?だいじょうぶ?」と声を掛けました。
Sくんはうなづくだけでした。
するとIくんが「そこにいてもする事ないよね?僕が絵本読んであげるよ。」
と言い、絵本ゾーンから数冊絵本を持ってきて、Sくんに読み聞かせを始めました。
保育者がいつも子どもたちにしているように、絵をSくんのほうに向けて、
見せながら一生懸命読んでいたIくん。
Sくんも絵本をしっかり眺めていました。
絵本を一冊読み終える頃には、Sくんはにっこり笑顔になっていました。
その後もIくんは絵本の読み聞かせを続け、
他の友だちも集まって読み聞かせを聞いていました。
思いやりに溢れ、見ているほうも心が温まるような出来事でした。