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園のこだわり

それぞれの道

2019/05/31

療育チームの末吉です。
子ども子育てセンターしらゆきは、園の3階にあります。

私は、日々センターにやってくる親子と一緒に、階段を幾度も上がり下りしています。そんな当たり前で、何気ないことですが、3階までの通りで、様々な親子に出会います。

Aくんにとって、長い長い道のりでした。
お母さんに引かれる手に、すがるようにしがみつき一歩一歩、上がりました。ほとんど、宙に浮いている状態のAくんでしたが、それでも自分の足で上がることをお母さんと一緒に何度も体験しました。
下る時は立てませんでした。座ったままお尻で下る姿がありました。下を見下ろす恐怖もあり、体幹が弱いAくんにとって、前傾姿勢になる下りは、難しかったのです。

Bちゃんにとっては、いい運動でした。
お母さんを置いて、ぴょんぴょん跳ねるように上がりました。途中、美味しそうな食事に立ち止まってみたり、園の子とすれ違って照れたりBくんにとっては、あそびの一つで楽しんでいました。

Cくんにとっては、おしゃべりの時間。
お母さんと手をつないで、階段に貼ってあるひらがなと数字を一つ一つ声に出して上がりました。他にも「今日は何のおべんきょうだっけ??」「もう、おなかすいた」などお母さんとの会話を楽しんだり、私とおしゃべりをしたり、そんなゆったりとした時間でした。

3階までの階段。涙で上がる子もいます。けんかしながら上がる子もいます。
一組一組違っていて、この道のりで親子の関わりが見られます。
だっこやおんぶで上がったり、競争しながら上がったり、この時間もセンターへ通った思い出になると信じています。
今日は、どんな親子に出会えるのかな?わくわくしながら上がります。

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