こんにちは。職員室チームの平野です。
今日は、児童発達支援事業所である「子ども・子育て支援センターしらゆき」の公開療育でした。
公開療育とは、いろいろな事業所の療育の様子を見学させていただいたり、逆に見学に来ていただいたりして、よりよい療育について考えていくためのものです。
本日は、他の児童発達支援事業所から3名の方が見学に来られました。
そんな中、子どもたちは事前にお客さんが来ることは知っていたものの、実際に見学者の方に会うと緊張して入室できなくなったり、いつもと違う環境で活動をすることになったりとハプニングがありました。
今日の活動はすごろく遊びで、何度か同様の活動をしてきましたが、途中で、「ぼくは(サイコロが大きな数字が出なくて)どうせ負けるからやりたくない」と言っていた子が、準備の段階で、悔しい思いをしても立ち直れるようにと、自分でチャンスを増やしたり、得意なことの披露のコマをつくったりして、今日の本番に臨みました。
実際には、今日も1が連続で出て、悔しい思いもしたのですが、なんとか参加でき、最後には、見学の方も巻き込んで好きな遊び(おいかけっこ)をして、成功体験で終わることができました。
「ぼくはどうせ、、、。」という思いになりやすい彼が、笑顔で終えられたことがとてもうれしい一コマでした。
そして、その姿は、この公開療育という場があったからだと思います。
準備はスタッフのみんなで協力していただき、大変な部分もありましたが、実施できて本当によかったと感じた時間でした。