先日、熊本へ研修に行く機会をいただきました。
以前から他園の見学を希望していたので喜んでの参加です。
ワクワク・ドキドキ期待で胸ふくらむ一夜を過ごし迎える研修は
非常勤として働くようになって初めての研修でした。
主人からは
「お前も偉くなったなぁ~(偉くはなっていないのですが)
行って来い!!行って来い!!」
と背中を押され、ますます拍車がかかります。
熊本駅からタクシーで10分程度ですが、周辺は畑、畑・・・
黒と白を基調とした近代的な素的な園舎が見えてきました。
(私たちより一足先に見学に行った非常勤からの
申し送り済みだったので車内からでもすぐに分かりました)
いつもは重い体も軽やかにタクシーを後に、いざ玄関へ・・・
城山保育園の先生方が温かく出迎えてくださいました。
そして玄関ホール正面に子ども達のボックス型靴箱が
自慢のポーズの顔写真でおもてなし・・・。
主に0・1歳児のお部屋を見学させていただきました。
大きな窓からは土の香り、自然の心地よい風が室内を流れ
先生方もゆったりと子ども達と接し、
密着するのではなく少し離れたところで「見守って」いらっしゃいました。
そして発達の連続性をとても大事にされていました。
今回、私は見守る保育の「人」「空間」「物」という環境構成に興味があり
お忙しい中、城山保育園の先生方は私の質問にも丁寧に説明してくださいました。
研修を終えて、私は「見守る保育」の原点に戻り
0には立ちましたが、ポケットには保育道行きのキップを手にすることができました。
一人だけで進むことはできません。
仲間と共に私も一人ひとりの発達をしっかり「見て」しっかり「守って」
発達に応じた適切な「援助」ができたらと努力していきたいと思います。
見学させていただいた城山保育園の先生方、
本当にありがとうございました。
そして私たち非常勤にもしらゆきの一員として
いろんな場を作ってくださる園長をはじめ諸先生方にも感謝します。
ありがとうございます。
ある意味、異年齢の職員、それぞれの立場の職員を大きい器で
見守ってくださる園長・副園長・主任がいるから
ただの石でもダイヤのように輝こうとする私が居るんだなぁと思える一日でした。
非常勤 牛垣