C先生とランチルームの片づけをしていた時、
私たちのそばに何となく近づいてきたRくん。
何気ない会話から、C先生が
「お食事の先生は(私の事です)やさしいでしょう?」と
Rくんにたずねると
「ううん、やさしくない。」
私は心の中で、『ええー!!やさしく接していたと思ってたのに・・』
少々落ち込んで聞いていると、今度は
C先生 「じゃあ、こわいの?」
Rくん 「ううん、こわくない。」
C先生 「え?じゃあ、こわくないなら、なぁに??」と聞くと
Rくん 「お食事の先生はつよいの!」だそう。
C先生と私は 「??」
そこで「どうしてつよいと思うの?」
と聞いてみたところ、なんとびっくり・・
「包丁を持っているから」だそうです。
C先生と顔を見合わせて『なーるほど!そういうことか!!』
実はRくん、いつも朝、二階のお部屋のガラス窓から 私たちのいる一階の厨房をのぞいてくれるお友だちのひとりです。
そして、Rくんののぞく朝の時間帯に私たちがしている仕事は
そうです!
包丁を持って行う、食材の切り込みです!(^^)!
いつもいつも、ガラス窓に自分のおでこをゴーン、ゴーン・・
とぶつけながら、にっこり笑って私たちに手を振りつつも
『お食事の先生は今日も包丁を持っているぞ。つよそうだー!!』
なんて思って見ていたのだろうかと、
ひとり想像して笑ってしまいました(^^ゞ
大人の私たちが思いもしないところを印象深く感じて
見ているのですね。
そう言われると、私たちの厨房内のユニフォームは二階から見れば
目深にかぶった黒い帽子、がっつりマスク・・の
なんとなく黒づくめ・・
どこぞのヒーローアニメの武装集団にでも見えていたのでしょうか(笑)
(実物は、とってもおしゃれで気に入ってます♪)
こどもの着眼点、発想力に驚かされた出来事でした。
PS. あの、実際のお食事の先生は決してこわいなんてことはなく
とってもやさしい先生達なんですよ~(*^_^*)
お食事チーム 田中