毎年、しらゆき保育園では職員がいろいろな係を担当します。
保健計画係、園外保育係、園内研修係、おもちゃ管理係、安全管理係、
食育係、植栽係、避難訓練係など・・・私の今年度の担当は、絵本係です。
絵本係の仕事は、
1、各クラスの絵本貸出日にカードの準備をする
2、子どもが探している絵本を見つけたり、おすすめ絵本を紹介する
また、貸出し翌週の月曜日には、
3、絵本の破れ、汚れ、落書きがないかを1冊1冊確認して絵本棚に片付ける
です。なので、絵本の返却が遅れると、次の貸出しに影響するので正直困ります。
返却日を守っていただけたら助かります。
最近は私自身、気に入った絵本を繰り返し読むことしかせず、
たくさんの絵本に触れていませんでしたが
今年度、絵本の担当、いやっ、自称絵本管理人となりましたので、
毎月皆さんにすばらしい絵本の紹介をしていきたいと思います。
私は幼い頃、毎日のように両親に絵本を読んでもらっていました。
本が大好きなのはここが原点かな・・・と思います。
そして妄想族なのもきっと絵本をいっぱい読んでもらったからだと思っています(笑)
その頃読んでもらった数々の絵本は、
保育士になった今でも絵本の表紙を見ると 内容を思い出すことがあります。
そして、それらの絵本を子どもたちに読み聞かせできることを嬉しく思います。
いい絵本は何年たっても受け継がれていくのですね。
今まで集めた絵本は約340冊。私の大切な財産です。
幼児期にたくさんの絵本に触れることの大切さは
こっそり6月から園だよりなどと一緒に掲示している
『えほんの森だより』
にも掲載しましたが、読んでくださったでしょうか?
————– 読み聞かせの効果————-
1.親子の豊かな心のふれあいができます。
2.子どもの心が豊かに育ちます。
3.子どもの言葉が豊かに育ちます。(言葉の獲得は、思考力の獲得です。)
4.人の話を聞く力と、ものを見る眼が育ちます。
5.読書の習慣がつきます。
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ということです。
『えほんの森だより』は9月からは毎月配布予定です。
主におすすめ絵本の紹介をしています。是非、参考になさってください。
さて、絵本大好きといったものの、
現在、日本で出版されている児童書は約30,000冊、
その中で絵本だけで7,500冊と言われているそうです。
まだまだ知らない絵本の世界がたくさんあります。
ぜひぜひ、皆様からおすすめ絵本の情報をお待ちしております。
以前、保護者の方から
『あるテレビで面白い絵本の紹介があった』
と教えていただきました。
偶然、同じテレビを観ていた保育士もいて、
早速今年度の絵本購入のリストにあげ、購入したのが
『ちくわのわーさん』
私の知らない絵本がまたひとつ私の頭の絵本棚に加わり、有難い情報となりました。
絵本の貸出しを行っていますが、
『きょうだいが小さくて目が届かず、破るから・・・』
『絵本はうちにいっぱいあるから・・・』
などと大人の事情で借りることができない子もいるようです。
もちろん、大切な絵本なので取り扱いには十分気をつけていただきたいのですが、
絵本に親しむ絶好のチャンス、
『絵本貸出日』
は各クラス、年に7回しかありませんので、家事に育児にお忙しいとは思いますが、
せめてその貸出日の夜10分でも お子さんとゆっくり絵本を楽しんで
絵本の世界を広げて欲しいと思います。
フリー 有村