MENU

園のこだわり

『見守ることの大切さ』

2012/11/19

『見守る保育の三省』

○子どもの存在を丸ごと信じただろうか
子どもは自ら育とうとする力を持っています。その力を信じ、子どもといえども
立派な人格をもった存在として受け入れることによって、見守ることができるのです。

○子どもに真心をもって接しただろうか
子どもと接するときは保育者の人格が子どもたちに伝わっていきます。
偽りのない心で子どもを主体として接することが見守るということです。

○子どもを見守ることができただろうか
子どもを信じ、真心をもつことで、はじめて見守ることができるのです。

 

しらゆき保育園では、この言葉を紙に記して額に入れたものを、
各保育室、職員室、玄関、トイレ・・・と至る所に置いてあります。

私が一番目にする所はトイレです。
慌ただしい一日の中で、唯一ひとりになれる場所・・・
ここで一日数回この『見守る保育の三省』を目にすることで
今日の自分は見守ることができているか自問自答でき、
また、常に意識することができます。

まだまだ未熟な私にとって『見守る保育の三省』を至る所で
目にできる環境のお陰で、先輩保育士と同じ目線で子どもたちと
接することができることをありがたく思います。

 

私がはぐ・るん組(0・1歳児)に入ったある日のことです。

この日は、1歳児の月齢の高い①グループの担当でした。
この日の活動は、保育園から少し離れた公園(片道15分くらいの道のり)
網で作られた遊具があることから通称『あみ公園』へのお散歩でした。

天気も良く、この時期にしては暖かく(少々汗ばみました)
絶好のお散歩日和でした。
子どもたちは散歩車に乗り、秋を感じながらいざ公園へ・・・

公園に着くと自分のお目当ての遊具へ一目散に駆け出しました。
あみ公園にはさまざまな遊具があります。
網で作られた遊具をはじめ、高さの違う3種類の滑り台、
うんてい、トンネル、ブランコ、動物の形をした乗り物、砂場・・・

その中で滑り台に面している木の枝を横につなげて足をかけて登る遊具、
1歳児の子どもたちには少し難しいのかな?と私は思ったのですが、
予想を反し、平気な顔をして挑戦していく子どもたち・・・

危なっかしい姿に以前の私であれば
『危ないよ~!』と声をかけ、ヒヤヒヤしながら手を出していたに違いありません。
しかし、『見守る保育の三省』が頭の中にあるお陰で、
子どもたちを信じ、『きっとできるよ。がんばれ。』
と、心の中で叫びながら子どもたちの側で見守ることができていました。
そんな自分を変わったなぁ~と感じる瞬間でした。

  

同じ月齢でも成長過程はそれぞれ。
平気で登る子もいれば、恐る恐る登っていく子、全く登れない子と・・・。
まだ一段も登っていないのに『こわ~い。こわ~い。』と言って
その場から動かないYちゃん。

周りの子が登っていく姿に挑戦しょうとする気持ちはあるようで
なかなかその場から離れようとはしません。
挑戦したいという気持ちを大切にし、見守ってみることに・・・
それでもなかなか動けずにいるYちゃんに、
『ここに足を入れて、ここをつかんでみて』と声をかけ、登り方を伝えました。
そして、『大丈夫だよ、先生ここにいるよ』『がんばって』
と応援しながら見守っていると、時間はかかりましたがやっとの思いで三段登れました。
『よかったね~』と声をかけると、満足そうな顔で他の遊具へと駆け出しました。

どんな場面でもそうなのですが、最初の一歩を踏み出す勇気を周りの大人が見守ることで
その一歩がその子にとって大きな自信につながっていくことを改めて感じました。
これからも常に『見守る保育の三省』を意識し、
子どもと共に成長していく自分でありたいと思います。

非常勤 冨山

園のこだわり 採用情報 子どもたちの為に一緒に働きませんか?