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園のこだわり

お友だちの気持ち

2012/04/04

先日、1つのボールをめぐって仲良しのRくんとSくんでちょっとした出来事が起こりました。

小さなボールの中に少しだけ大きなボールを見つけたRくん。
大事そうにボールを持って遊んでいると、Sくんが羨ましそうに近づいてきました。

Rくんはボールを取られてしまうと思ったのでしょうね。
そのボールを持ってSくんから離れると、すかさずSくんが追いかけてきました。

「いやだぁ」と必死に訴えながら逃げるRくん。

黙って追いかけるSくん。

Rくんには保育者を頼らずに自分の気持ちをRくんなりに伝えられるようになってほしいという気持ちがあり、Sくんには保育者の声かけがなくてもRくんの伝えていることを受け入れてあげられるようになってほしいという思いから2人の様子を見守っていました。

走っている所は広く、周りには危ない物はありません。

まだ追いかけっこは続いています。

すると、SくんがRくんの背中をドーンと・・・

それと同時に、

「あーっ!!」

という私の大きな声に、しまった!!と思ったSくんが泣き、押されたRくんもしゃがみこみ泣いてしまいました。

泣いているRくんに
「いやだって言っていたのにね・・・。Sくんはそのボールで遊びたかったんだって・・・。」
と、それだけ伝えました。

Sくんには
「ボールで遊びたかったんだよね・・・。Rくん、今遊んでたみたいだよ。遊び終わったら貸してって言えたら良かったね。」
と伝えました。

RくんもSくんも泣き止み、お互いの話をじーっと聞いていました。

Rくんはその話を聞いて何か感じたのでしょうね。

Sくんに無言でボールをすーっと差し出し、Sくんはボールを受け取り「ありがとう」と言え、それから2人は顔を見合わせてニコッと笑い合い、「一緒に遊ぼう」と言って何事も無かったかのように一緒にボールを使って遊びました。

以前の保育を今も行っていたならきっとすぐに止めていたと思います。
どちらが悪いわけでもなく、ただ上手く言葉が伝えられないだけのこと。
大人の考えを伝えていたならきっとRくんはボールを差し出さなかったと思いますし、Sくんも一緒に遊ぼうと言わなかったと思います。

大人はちゃんと話して解決をしなきゃと思いますが、ちょっとしたきっかけで子ども達は仲良く遊べるんですよね!!

この出来事があってからも何度も同じことを繰り返している仲良しのRくんとSくん。
子ども社会の中で少しずつ言葉を伝え合って、相手の気持ちに気づいていけるといいな☆

ぐんぐん組 宮元

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