お食事チームが計画した
食育指導に参加しました。
12月のテーマは「味覚」で、料理に
使われている砂糖・塩・酢を
そのまま舌で感じる内容で
最初はきらきら組でした。
(一人ひとりに小さなプラスチックの透明コップと
スプーンが渡されました)
まずは砂糖。「あまい!」「おいしい!」
と子どもたちは笑顔です。
次に塩。「しょっぱい!」「からい!」と
言いながらも普通の表情です。
さて酢。スプーンで少し入れると
匂いをかぎ、「きょうれつすぎる~。」
の一言で、まだもらっていない子どもたちが、
不安そうな顔になり、どよめきが起こり、
「いらない」と言い出す子どももいましたが
とにかく全員のコップに入れました。
「くさい!」「どくみたい!」としかめっ面で
「ムリムリ!」「なんかむねがあつくるしい」と
正直でおもしろすぎる発言に
酢を作った人に失礼ではないかと思いつつ
当園の酢は気合が入っています。
砂糖はクッキー、ケーキとお菓子作りで
使っていることや、塩は梅干しづくりで
使った話を栄養士がしていると・・・
「ベロでさとうとしおがわかるんだよ」
とナイスらRくんの発言。
口の中の舌でいろいろな味がわかり
料理の中に今、なめたものがまざって
いますと諦めの言葉へ繋がりました。
後でこっそりRくんに「どうしてベロのこと
しっていたの?」と聞いてみると
「テレビで見たことあるもん」と
話してくれました。
味の不思議や舌についての絵本“あじ”を
本棚の中に忍ばせました。
子どもたちが、興味や関心をもってくれたら
幸いです。
主任 山下