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園のこだわり

大人の出番はありません

2014/01/09

12月のある日の出来事です。
私は非常勤で各クラスに入ります。
だいたいは0・1歳児のはぐ・るんさんが多いですが、
今日は久しぶりの3・4・5歳児、わく・のび・きらさんです。

 

あまり入らないわりに結構「先生!」と声をかけてくれて、
会話がしっかり成り立ち、はぐ・るんさんの癒しとは又違う、
聞いていて楽しい、しゃべっていて楽しい、見ていて楽しい
わく・のび・きらさんです。
私の一日にも緊張と期待が走ります。

2階のわく・のび・きらの部屋からは、
1階の厨房が見下ろせるよう2階はガラス張りの
吹き抜けになっています。
私の一日の楽しみでもある食を2階から拝見・・・
お食事の準備の際に3時のおやつも並んでいました。
みかんです。
「あっみかんだ」「でも、みかんだけじゃないよね」
「にまめもあるよ」と言ってきらきらの女の子たちが
去って行きました。
すごい!さすが!チェック済み!
ただ横に立っているだけで今日のメニューを知ることが
できました。(笑)
私の好きな煮豆・・・ルンルンと上機嫌の私と裏腹に
「えーにまめイヤだー」「にまめってなに?」
という会話も・・・
そっか、苦手な子もいるよねぇー我息子たちも苦手だし・・・。

そしてその煮豆の事はすっかり私の脳裏から離れ
今日の活動を楽しみあっという間の3時のおやつです。
テーブルを共にした子どもたちは、煮豆パクパク、
みかんパクパクで何事もなくご馳走さま♡
「おいしかったね」「お正月みたいだったね」
と会話もはずみ、さて、後片付けをしようかなぁと
台拭きを手にすると、もう周りには誰もいなくなった
テーブルに1人座るわくわくのRくんとその横に立つ
きらきらのKちゃんが目に入りました。

どうしたんだろう・・・近づきテーブルを拭きながら
様子をうかがいます。KちゃんRくんは姉弟です。
Kちゃんがそっとひと粒の豆をRくんの口に入れてあげ、
すぐにお茶の入ったコップを口元へ・・・
Rくんは口をへの字にしながらもゆっくりモグモグ
ひと粒ひと粒口へ運び、耳元で声をかけるKちゃん。
それに応えるようにゆっくりゆっくり口を動かし
完食したRくん。
それを見届けるとほっとしたようにさーと
その場からいなくなり一人残ったRくんは目を
キラキラさせへの字だった口はニッコリし
「ごちそうさま」と手を合わせていました。

なんて素敵な光景・・・。
私は立ちすくみ、小さな二人の大きな愛に
しばらく見とれていました。
何かあったら声をかけようとかまえていましたが、
大人の出番はありません。

子どもと子どもでどうしたらいいか考える力と
温かい心と優しさがしっかり育っていました。

非常勤 牛垣

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