みなさん、玄関に入って正面の時計の右に
毎月「四季(しき)っちゃおう」の掲示があるのをご存知ですか?
9月の四季っちゃおうの日程は終了したので現在は、父親保育の掲示物が貼ってあるのですが・・・。
毎月の始めにその月の四季っちゃおうの活動をお知らせしています。
四季っちゃおうは、今年度より始まった異年齢の活動の総称で、
今年度の保育のテーマである「四季」を感じる活動をすること、
そして、苦手な活動でも、異年齢のかかわりを通してやりがいや楽しみを見つけて最後までやりきる、
という意味合いで名づけたものです。
活動内容としては異年齢で制作をすることが多いのですが、
9月は秋も近づき、保育園の周りには秋の自然を感じることのできる場所が多いので、
異年齢で散歩に出かけることにしました!
全員が異年齢の関わりを楽しみながら安全に散歩に行けるためにはどうしたらよいか・・・
9月のお当番の職員で考え、話し合った結果、
4つのグループを作り、4回に分かれて散歩に行くことにしました。
わたしたちにとっても、子どもたちにとっても初めてのこと。
たのしみ半分、不安半分で迎えた1回目。あいにくの雨。
前もって準備してあった園内探検に急きょ変更し、
異年齢で宝探しゲームを行いました。
2回目も雨。
3回目、4回目はなんとか天気も味方してくれ、散歩に行くことが出来ました。
きらきら組・のびのび組・わくわく組は自分より年下のお友だちと、
ぐんぐん組・るんるん組のは自分より年上の友だちと手をつなぎ、
はぐはぐ組はベビーカーでその様子を見つめながら・・・
グリーンベルトに着くと二人組でどんぐりを拾いました(*^_^*)
園内探検でも散歩でも同じでしたが、
小さい子の手をしっかり引いて歩くお兄ちゃん、お姉ちゃん、
ときどきイヤイヤしながらもお兄ちゃんたちの言うことを聞くぐんぐんさん、るんるんさん。
活動が終わるとき、「たくさん優しくしてくれて心が温かい気持ちになったから、ありがとう」と
折り紙で作ったハートをみんなにプレゼント❤
ほとんどの子が帰る時まで大切にしてくれたことも、
一人一人が、小さい子に優しくできた!お兄ちゃん、お姉ちゃんと遊べた!
っていう満足感を感じたからかな、と思えてすごく嬉しくなりました。
こんな姿がたくさん見られるから、異年齢で関わる時間って大切だなぁって思うんですよね。
3・4・5歳児なんて毎日異年齢で生活しているから、こんな姿も当たり前のようになっていますが、
一緒に生活できることの良さを子どもたちと共に体感していきたいなぁと改めて感じたひと時。
今、10月のお当番の先生たちが来月の活動をたくさん考えてくれています!
玄関に掲示されたらぜひ、お子さんと一緒に「どんなことをするのかな?」と
話をしてみてください(*^_^*)
お母さんたちとそんな話をすることもきっと、子どもたちのやる気や期待につながると思います♪
来月はどんな姿が見られるかな?今からすごく楽しみです❤
はぐはぐ・るんるん 西村