お盆とお正月は必ず家族みんなでふるさとへ帰省するのがわが家の恒例です。
ふだんと違ってたくさんの人とにぎやかな休日をすごす子どもたちを見てて、
成長を感じる発見がありました。
お土産に持って行った唐船峡のつゆをきっかけに
突然いとこ家族が思い立ったように
「そうめん流しをしよう!」
「…、回るやつ?」
「回らん、竹で流す!」
さすがふるさとはド田舎、なぜか倉庫にその辺でとってきた竹とDIY土台が。
さくさくっと組み立てて準備完了。
「うちの子たち、見たことないだろ~(ニヤリ)」と目をやると、
3歳の息子は、エプロンしてお皿もってちゃっかり椅子に着座。
年長の娘はドン引きするくらいのベストポジションで、
すでに箸は竹の中に突っ込んでました(笑)
「流すよ~!」
の掛け声と共に、長女の目はギラリ☆
前半はそうめんを口にするどころか
「まだ、とるか!?」
と突っ込みたくなるほどお皿にあふれんばかりのそうめんをぶっ込み、
”流しそうめん”そのものに没頭している長女。
とってもキラキラ輝いて見えてしまいました。
そんな集中している彼女の耳元でこっそり
「すごいね♪じょうずだね♪」
すると自慢げにひとこと、
「だってね、保育園でやったもん♪」
あーそうか。やったことあるって事は、
こんなにも自信たっぷりのイキイキした表情につながるんだ。
と、改めて実感することができました。
自宅はマンションで、夫婦共働きの子育てで家族の時間も限られる生活の中、
子どもたちにはいっぱい見て・食べて・触って・感じて…
いろんな経験をさせたいなーという思いはあっても実現できなくて反省もしています。
でも実は、親以外の寄り添ってくださるたくさんの方々との生活があって、
その中で子どもたちは、たくさんのことを経験し学んでいるんだな~と思うと、
「ひとりだけで子育てしていないんだ」
という安心感と共に、こみあげてくるものがありました。
8月1日より、しらゆき保育園の中に児童発達支援事業
「子ども・子育て支援センターしらゆき」が開所しました。
センタースタッフとして、言語聴覚士として、何よりも子育て中の一人の母として、
子育てのちょっとした悩みであったり不安であったりを軽、少しでも軽くするお手伝いができれば…
という思いで携わっています。いつでも気軽にお声かけいただければ幸いです。
歩きはじめたばかりの取り組みですが、
「ひとりで子育てしていないんだ」
と、地域の皆さんが安心して子育てできる場所になれるように
がんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
子ども・子育て支援センターしらゆき 福永