夏休みが終わりました。
皆さん夏の思い出は如何だったでしょうか。
長雨、猛暑、桜島の警戒レベル引き上げに加えて大型台風直撃と何かと落ち着かない夏でしたね。
私事ですが、8月末に最高のプレゼントを頂きました。
我が家の高校3年生の次男はサッカー部に所属し、
5月の県高校総体ではベスト8止まりの目標とした1位を掴むことは出来ませんでした。
そして、この日3年生30名全員が引退を決意しました。
試合終了後、「サポートも高校までだね・・・」という話から、
親のお願いを子供がきくというちょっとしたイベントを
親たちが勝手に企画し、私は次男にお姫様抱っこをお願いしました。
嫌がることなく、この私をヒョイと抱っこする次男に
これまでの苦労が飛んでいき頼もしさをも感じ目頭が熱くなりました。
3ヶ月経った8月末・・・時間と労力をかけて
後輩とその保護者の方々が卒部式を執り行ってくれました。
涙あり笑いありの心温まるとても素敵な卒部式でした。
次男の学年は全員が幼少期から10数年来
サッカー一筋に汗を流してきた子供たちで、それぞれが挨拶の中で、
指導者や仲間の存在、大好きなサッカーを続けられたこと、
好きな環境でさせてもらえたことなどを語り、
今の自分があるのは親あってのことと感謝の言葉で綴ってくれました。
長年サポートしてきた親の身とすると、子供が最後まで諦めず走る姿、
歯を食いしばる姿、苦しみぬいた後の歓喜の姿、大きな夢に本気で走っていく姿、
時には親だからこそ見守るしか出来ずグランドの隅で涙したこと、
親だからこそ言える本音のガッツギアの喝・・・
子供たちから数々のドラマを見せてもらったのは私たち親で子供たちに感謝していました。
同じ夢に向かう子供たちとその親たちは最後は親子共々全員の気持ちがひとつになり、
お金では買えないすばらしいものを手に入れることが出来ました。
今、3年生一人ひとりの気持ちは切り替わり
全国制覇をめざすはボールからペンとなり、志望大学合格へと頑張っています。
しらゆきの子供たちも毎日元気いっぱい、時には病気もしますが、キラキラ輝いています。
その輝きがいつまでも続き、そして益々自分らしく輝けるよう見守り、耳を傾け、受け止め、
立ち止まったら背中をチョンと押してあげられるようなサポートが出来たらと・・・
私の保育士魂に火がつく夏となりました。
未来あるしらゆきの子供たち、人生は一度しかありません。
たくさんの経験を手にして輝き、楽しんでほしいです。
はぐるん 牛垣