いよいよ明日で今年度の平成24年度が終わり、
4月1日より平成25年度の新年度が始まります。
別れと出会いを繰り返し、私はしらゆき保育園で、
16回目の春を迎えます。
19歳の時、採用試験を受ける前に、
園訪問で初めてしらゆき保育園に見学に来ました。
山下先生が園内を案内してくださり、
園長先生とお話をさせていただきました。
その帰り、園長先生と門入り口まで歩いていると、
園庭で遊んでいた女の子に
「新しい先生?」
と声をかけられ、園長先生が、
「今は違うけど、そうなれるといいね!」
と女の子と私に話をしてくださったことがありました。
そして、いよいよ採用試験当日。
ピアノの実技を行う保育室に、山下先生が案内してくださる時、
緊張している私に
「大きく息を吸って~吐いて~」
と深呼吸を一緒にしてくださり、笑顔で
「いってらっしゃい」
と送り出していただきました。
あの時保育士になりたい、しらゆき保育園で働きたいと思ってから、
私の保育士人生が始まり、
あの先輩みたいな保育士(女性、母親)になりたい♪
こんな遊びを子ども達としたい♪
子ども達が目をキラキラさせて、私と向き合っているあの瞬間♪
子どもが初めて、何かができるようになった時♪
片言の言葉を話せるようになった子が初めて
「せんせー」と呼んでくれた時♪
他にもまだまだありますが、保育士をする中での憧れや喜びは、
今だ尽きることはありません。
保育での感動が同じ、初めて「せんせー」と呼ばれたことだとしても、
「せんせー」と声を発する子どもは、その時々、毎年、違う子どもですから
何度経験しても、私は感動します。
もちろん楽しいこと、嬉しいことだけでなく、時には
難しいこと、悲しいこと、大変なこともありますが・・・。
私が保育士を続ける中で、慣れからおろそかになっていることはないか?
大切なことを忘れてはいないか?
自分自身に問いかけながら、初めてしらゆき保育園に来た時のこと、
保育士になりたいと思ったことを忘れずに、
子どもが安心して保育園で過ごせるように。
保護者の方が安心してお仕事ができるように。
これからも保育に取り組んでいきたいと思います。
明日は、今年度最後の日ですが、娘の保育園が休園のため
お休みをいただいています。
娘との時間を大切にし、気持ちを新たに
4月1日は、子ども達と保護者の方の登園をお待ちしております。
はぐはぐ・るんるん組 竹