先日、ある通信教育の冊子の文章に
とても興味を持ちました。
「2歳の今
見えないチカラを伸ばしてあげませんか?」
ちょうど、るんるん組の子ども達、そして娘と
同じ時期の子ども達の成長と子育てについて
書かれていました。
見えないチカラとは、言葉の多さ、数が数えられるといった
「できる・できない」がすぐに見える力ではなく、
「相手を思いやる」「自分なりに感じ、考え、表現する」
など目には見えないけれど大切な力のこと。特に、
「好奇心」
「想像力」
「人と関わる力」
「考える力」
「表現力」
とありました。また次のことも書かれていました。
これまでの日本の学校教育では、知識を覚え、
そこから答えをだすということに重点が
置かれていました。しかし、実際に人生で出会う問題には、
答えが用意されているわけではありません。
困難に直面した時に大切なのは、周囲の仲間と
よい関係を築きながら、自分を生かしていく力や、
知識を組み合わせ、想像力を働かせて様々な解決を
していく力・・・
つまり、「見えないチカラ」こそが、
将来の生きる力の土台になり、これからは大切に
なってくるのです。
この文章を目にして、間もない時、るんるん組のAくんに
「もも先生、〇〇だよねぇ~」と私の言動を見て、聞いて
いたからこそ発することができる共感の言葉に驚きました。
保育士が見て、聴いて、共感することと同じことを
2歳のAくんが、私にしてくれたのです。
「そうだねぇ~」と共感しながら、Aくんが私のことを
見て、聞いていてくれたんだなぁ~とうれしくなり、
どっちが大人でどっちが子どもなんだか(笑)
こんな、うれしい場面が保育と子育てにはあり、
その反面、「イヤイヤ」「じぶんで!」と泣いて、怒って、
という場面で、「どうすればいいんだろう」考えて、悩んで
あの手この手で、ほめたり叱ったりがうまくいく時もあれば、
うまくいかない時もあり・・・
天使!天才!と思うこともあれば、魔の2歳!
と思うことがある今日この頃
子ども達の「見えないチカラ」を保育士として親として
大切に伸ばしていきたいです!
はぐはぐ・るんるん組 竹