こんにちは。ぐんぐん組の宮原です。
冬の寒さにも負けず、園庭で元気よく遊ぶ子ども達。
その中で「せんせー、間に合わなかったー」
と残念そうに駆けてくるⅠちゃん。
鬼ヶ島に鬼退治に行ったそうですが、鬼がいなかったとのこと。
そうなんです。『ももたろうごっこ』の真っ最中なのです。
「そっか。残念だったね。」と保育者が声をかけると
「どうしたら間に合うかなあ?」と真剣に考え始めました。
きびだんご(泥だんご)を作ってみたり、走っていってみたり、
Ⅰちゃんなりに工夫をしてみるものの、やっぱり間に合わない。
「うーん・・・」と保育者も一緒に考えているその時でした。
近くで、「よし!みんなで鬼退治に行こう!」とお友達の声が。
それを聞いたⅠちゃんは急いで合流し、みんなでいざ鬼ヶ島へ!
鬼ヶ島の場所をお友だちと一緒に、一生懸命探してとても楽しそう。
しばらくすると、満足げな顔をして「やっと間に合ったあ!」
と帰ってきました。
節分の頃から始まった『ももたろうごっこ』は、絵本の世界を飛び出し、
子ども達の想像の世界をどんどん広げてくれています。言葉や人間関係
の発達を感じる一場面をこれからも子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと
思います。